ミッドチークラインの老け顔を解消したい!主な原因と有効な解消法3つ

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「ミッドチークライン」とはなんでしょう?
なにやら聞き慣れない言葉ですが、これは巷で「ゴルゴ線」「ゴルゴライン」と呼ばれている皮膚の溝のことです。人気マンガ「ゴルゴ31」の主人公の、目頭から頬にかけてくっきりと刻まれたラインからこの呼び名が流行しました。
ミッドチークラインがあるとないとでは顔の印象が全く違ってくるので、できてしまうと本当に憂鬱ですよね。ミッドチークラインができる主な原因や解消法、クリームやメイク、ヒアルロン酸注入などの整形についても説明するので、ぜひ参考にしてください。

ミッドチークラインを作り出す主な原因

表情筋の衰え
普段あまり意識することはありませんが、人間の顔は57種類もの筋肉によって構成されており、それらがスムーズに動くことで表情を作り出しています。そのため、顔の筋肉のことを「表情筋」と呼ぶのですが、体の他の部分の筋肉同様、表情筋も使わないでいるとだんだん衰えてしまうのです。

表情筋は、顔のパーツを動かすこと以外に「骨や皮膚、皮膚と皮膚をつなぐ」という役割も持っているため、衰えて弾力を失えばその周辺の皮膚も一緒に垂れ下がることになります。ミッドチークラインに関係しているのは、目のすぐ下あたりに位置する「大・小頬骨筋」と、目頭から頬にかけての「上唇拳筋」。筋肉が痩せてお互いの間に隙間ができることで、目立つ溝が形成されてしまうのです。

特に、スマホやパソコンを長時間使う人は要注意! 無表情な時間が長くなるのでそれだけ表情筋を動かさなくなるし、目の周辺の筋肉が凝り固まり、血行が悪くなってむくみにつながります。

首や肩のコリ
デスクワークをしたり、スマホを使ったりする時は、無意識に下を向く姿勢をとることが多いと思いますが、重い頭を支えるために周辺の筋肉が不自然に伸び、負荷がかかって硬くなってしまいます。

筋肉が硬くなると血行が悪くなり、顔に余分な水分や老廃物がたまりやすくなるので、それだけ重力に引っ張られやすくなってたるむことに。時々姿勢をチェックして、猫背になっていれば正すようにしましょう。

生まれつきの骨格
もともとの骨格によって、ミッドチークラインが目立ってしまう人もいます。それは、生まれつき大・小頬骨筋と上唇拳筋の間に隙間ができている人。また、ミッドチークラインはこの部分の靭帯が皮膚に付着することによってできる溝でもあるので、靭帯が発達している人もやはり目立ちやすくなります。

コラーゲンやエラスチンの減少
若いころの肌は、特に何もしなくてもピンとハリがあるものですが、これは肌内部に存在するコラーゲンやエラスチンが十分に生成されているからです。

コラーゲンは真皮層に網目のように張り巡らされているもので、バネのような形をしています。そして、エラスチンはコラーゲン同士をつなぎ合わせて、ゴムのような弾力性を生み出すのですが、これこそが、肌にハリを与える元となるもの。しかし、残念ながらコラーゲンやエラスチンは加齢や乾燥、紫外線、ストレスなどによって減少しやすいのです。

皮下脂肪の肥大化
皮下脂肪は、真皮の下に位置し、コラーゲンやエラスチンの間を埋めてクッションの役割を果たすもの。一度、皮下組織に蓄えられるとなかなか分解されない性質を持っているので、加齢によって代謝機能が衰えると、ますます分厚くなってしまいます。
皮下脂肪が肥大化すると、その重みで皮膚が垂れ下がるので、ミッドチークラインができやすくなるのです。

ミッドチークラインの予防・改善に役立つスキンケア

保湿を心がける
目の下の皮膚は他の部分に比べて薄く、皮脂腺の少ない場所です。おまけに手でこすったり、メイクを落としたりすることによって刺激を受けやすいので、どうしても乾燥しやすいのです。肌が乾燥するとハリを失い、たるみやすくなるので、保湿を心がけるようにしましょう。

その際、皮膚が厚い部分と同じ化粧品では、目の下の乾燥をカバーしきれない可能性があります。乾燥しやすい目元専用に作られたアイクリームには美容成分が豊富に含まれている上、肌への刺激も抑えて作られているので、こうしたものを上手に利用すると良いでしょう。

また「ビタミンC誘導体」を配合した化粧品を使うのもオススメです。ビタミンCにはコラーゲンの生成を促す効果がありますが、そのままでは変質しやすく、肌への吸収率も良くないのが難点。
ビタミンC誘導体はビタミンCを誘導体化して変質を防ぎ、吸収しやすく改良したもので、しっかりと肌の奥まで届いて保湿効果を発揮してくれます。

メイクを優しく落とす
アイメイクを落とす時、ごしごしこする癖のある人は要注意! 角質層が傷ついて保水力が落ちてしまうので、肌には優しく触れるようにしましょう。

また、洗浄力の強すぎるクレンジングも、肌に必要な皮脂や天然の保湿成分、細胞間脂質を洗い流してしまう可能性があります。シートタイプのメイク落としやオイルクレンジングはさっとメイクが落ちて便利なのですが、肌のためにはマイルドな使い心地のクリームタイプやミルクタイプがオススメです。

ただし、ウォータープルーフのマスカラのように、落としにくいアイメイクをしている場合は別。マイルドな洗浄力のクレンジングでは対応できないので、部分的にポイントメイク用のクレンジングを使うと良いでしょう。マスカラなら、クレンジングを含ませたコットンでまつ毛を挟み、しばらくなじませてからスッと拭き取るとキレイに落とせます。

紫外線対策をする
紫外線を浴びると肌のバリア機能が低下するので、水分が蒸発しやすくなります。また、活性酸素が発生してコラーゲン繊維を破壊してしまうので、肌内部のうるおいが失われて乾燥し、たるみやすくなるのです。

紫外線量のピークは4月~8月ですが、それ以外の季節にもかなりの量の紫外線が降り注いでいます。また、晴れの日ほどではないものの、曇りや雨の日の紫外線量にも油断はできません。
日中は部屋の中にいる時でも必ず日焼け止めを塗り、汗をかいたらこまめに塗り直しましょう。外出する時は、日傘や帽子、サングラスなども上手に活用してください。

整形によるミッドチークラインの消し方

ヒアルロン酸注入
「ヒアルロン酸注入」は、しわやたるみが気になる部分に注射器でヒアルロン酸を注入し、ふくらみを持たせることで、トラブルを目立たなくする治療法です。もともと体内に存在する物質なので安全性が高く、個人差はありますが、1度の治療で約半年~1年ほど効果が持続します。

ただし、ミッドチークラインの場合は溝が深いため、かなりの量のヒアルロン酸が必要となります。一度に多くの量を使うとそこだけが不自然にふくらんでしまうので、少量ずつを何度かに分けて注入したほうが良いでしょう。

リフトアップ
生まれつきミッドチークラインが目立つ人の場合は、ヒアルロン酸を注入するだけでは完全に隠しきれない可能性があります。そんな時、有効なのが「リフトアップ」と呼ばれる治療法。直接皮膚の内部に糸を通してたるみを持ち上げるので、ヒアルロン酸注入と併用すれば溝はかなり目立ちにくくなります。
※リフトアップには、他にメスを使うものや、超音波を照射するものもあります。

FGF注入
FGF(Fibroblast Growth Factor)と呼ばれる繊維芽細胞増殖因子を注入し、コラーゲンの増殖を促したり、表皮細胞を増殖させたりして、ミッドチークラインを目立たなくする治療法です。

ヒアルロン酸が徐々に体内に吸収され、半年から1年ほどで効果を失ってしまうのに比べ、FGFは体内に吸収されることなくコラーゲンに置き換えられるので、長期的なミッドチークラインの改善が見込めるというメリットがあります。

ハイライトを使ったメイク・テクニックで、ミッドチークラインを目立たなくする方法

「ハイライト」は、明るめの色を肌のくすみが気になる部分に乗せ、光の効果で目立たなくする化粧品。ミッドチークラインの溝に沿ってライン状に入れ、横に広げないように注意しながら指で軽く押さえてなじませると、かなり目立たなくすることができます。

ハイライトには「クリームタイプ」と「パウダータイプ」の2種類がありますが、このうち、ミッドチークラインに適しているのは、肌への密着度が高いクリームタイプ。ファンデーションがパウダータイプならその前、リキッドタイプなら後に使いましょう。

表情筋を鍛え、肌のハリを蘇らせるエクササイズ

「スマホやパソコンを使う時間が長い」「ポーカーフェイスが癖になっている」このような習慣のある人は、表情筋が衰えやすくなります。意識して笑うようにしたり、ガムを噛んだりするのも効果的ですが、顔全体の筋肉をしっかり動かすことのできるエクササイズもオススメ! 簡単にできるものをご紹介するので、ぜひ挑戦してみてください。

頬の位置を上げるエクササイズ
1. 頬骨がぐっと持ち上がることを意識しながら、鏡の前で笑顔を作る。
2. その状態のまま「にーっ」と声を出す。
3. 頬の位置が高くなったことを確認しつつ、しばらくその状態をキープする。
※1日2セットほど行ってください。

眼輪筋(目の周りの筋肉)を鍛えるエクササイズ
右回りと左回りをそれぞれ3回ずつ、目を大きくぐるりと回す。いつでもどこでも、思いついたらすぐにできるので、スマホを使って目が疲れた時や、仕事の合間にもオススメ!

<アンチエイジングのカリスマ・宝田恭子先生の舌回しエクササイズ>

歯並びに沿って舌を大きく回すだけの簡単エクササイズ。右回りと左回りをそれぞれ3回ずつ回すのですが、この時、舌の動きに合わせて目も大きく回せば、眼輪筋を鍛えることもできます。
慣れないうちは顎のあたりが痛くなりやすいので、指で首筋を上から下に向かってさすり、クールダウンさせながら行ってください。

ミッドチークラインを解消して、見た目年齢マイナス5歳を実現させよう!

年齢に関係なく、ミッドチークラインのある人は5歳ぐらい年上に見えてしまいます。せっかくメイクやファッションが決まっていても、これでは台無し! さっそく今日から、解消するための対策を始めましょう。

予防のためには、肌を乾燥から守ることや、余計な刺激を与えないことが大切。無表情でいることも表情筋の衰えにつながるので、意識してよく笑うようにしてみてください。

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