周囲に理解されにくい男性の更年期障害!主な症状や治療の方法とは?

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女性の更年期障害も職場や家庭で理解されにくいですが、男性の場合はさらに社会的な認知度が低く「さぼっている」と誤解されるケースが少なくありません。

ただでさえ体調が悪くてつらいのに、そんな風に思われるとやるせないですよね。
上司や同僚にうまく説明するためにも、主な症状や治療の仕方について知っておきましょう。

男性の更年期障害であらわれる主な症状と発症年齢

男性の更年期は、早ければ40代から始まります。

一般的には、女性より少し遅く、55歳~65歳ぐらいで症状が出始める人が多いと言われていますが、ストレスを抱える人が増えたことなどにより、近年では若年化が進んでいるのです。

原因は、テストステロン(男性ホルモン)の減少。

男性の更年期障害の主な症状としては、次のようなものがあります。

・頭痛

・頭重

・肩こり、腰痛

・イライラ

・めまい、立ちくらみ、耳鳴り

・ホットフラッシュ

・睡眠障害

・皮膚のかゆみ、蕁麻疹

・肥満

・手足のしびれ

・頻尿、尿漏れ

・倦怠感、疲労感

・不安

・抑うつ

・神経質

・集中力の低下

・記憶力の低下

・気力の低下

・関節痛、筋肉痛

・動悸、息切れ、頻脈

・食欲不振、痩せる

・吐き気、嘔吐

・喉や口の乾き

・むくみ

・体の冷え

・抜け毛、薄毛

・高血圧

・性欲の低下

・ED(勃起不全)

・早朝勃起しない

男性の更年期障害の治療方法

更年期障害の症状が比較的軽ければ、生活習慣に気を付けたり、ストレスをためないようにしたりすることで、ある程度対処できます。

しかし、仕事や人間関係に支障が出るほど重い症状であれば、病院できちんと治療をすることが必要なので、まずは検査を受けてみましょう。

血液検査でテストステロン値を測り、基準値よりも低いと診断されれば、ホルモン補充療法を中心とした治療が始まります。

<ホルモン補充療法とは?>

注射、パッチ薬、塗り薬、飲み薬などの方法を用いて体内にテストステロンを補給する治療法で、男性の場合は主に筋肉注射による方法が使われます。

1回125㎎または250㎎を2~4週間ごとに投与し、様子を見ながら量を調整していきます。

ただし副作用として、赤血球の増加、ニキビ、肝機能障害、悪心、嘔吐などがあります。

注意したいのは前立腺がんの疑いや既往歴がある場合で、ホルモン剤の投与によって病状が悪化する可能性があるため、ホルモン療法は行われません。

<漢方薬>

ホルモン補充療法が使えない人や、治療に抵抗がある人には、次のような漢方薬を使った治療も選択肢の1つとなります。

八味地黄丸(はちみじおうがん)

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

桂枝加竜骨牡蛎等(けいしかりゅうこつぼれいとう)

六味丸(ろくみがん)

清心蓮子飲(せいしんれんしいん)

これらの漢方には、体を温める、「気」を増やす、体内にこもった余分な熱を冷ます、血行を良くするなどの作用があり、更年期障害の症状を緩和させるのに役立ちます。

男性の更年期障害におすすめの漢方薬はこちらで詳しく説明しています。

<サプリメント>


比較的症状が軽い場合や、漢方薬による治療の補助として、滋養強壮、EDの改善、アンチエイジング、筋肉の増強などに効果のあるサプリメントが処方されることもあります。

▼主なサプリの成分と効能
・マカ/疲労回復、EDの改善、性力増強など

・亜鉛/免疫力強化、活性酸素の除去、皮膚の健康維持、生殖機能の改善、うつの緩和など

・アルギニン/肥満の改善、血液量の増加、疲労回復、成長ホルモンの分泌など

・シトルリン/血流の改善、むくみや冷えの解消、疲労回復、筋力増強など

サプリは食品なので、薬のような重い副作用が起きる心配は少ないですが、用法・用量を守らないとなんらかの健康被害が出る可能性もあるので気を付けてください。

また、あくまでも栄養を補助するためのものなので、毎日の食事の内容を見直し、どうしても足りないものだけをサプリに頼るという心がけが大切です。

男性の更年期障害は適切な治療できちんと治す!

男性の更年期障害は周囲に理解されにくいので、体調が悪くても無理に頑張ってしまう人が多いと思います。

しかし、そのせいでストレスを抱えることが、更なる症状の悪化につながるケースも多いので、つらい時は早めに病院で診てもらうようにしましょう。

治療と平行して、生活習慣の見直しやストレスの発散をしていくことも大切です。

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